脱退一時金の計算

日本の年金に6か月以上入っていた外国人が日本を出ると、払ったお金の一部が「脱退一時金」として戻ります。数えるのは60か月までです。

国民年金(自営業・学生・仕事をしていない人)

厚生年金(会社で働いていた人)

標準報酬月額は、手当を含めた1か月の給料に近い金額です(上限 65万円)。給与明細やねんきん定期便でわかります。

請求の期限

請求できる人

請求する前に

20.42%の税金を取り戻す

  1. 税金が引かれるのは厚生年金の分だけです(20.42%)。国民年金の分は引かれません。
  2. 日本を出る前に、納税管理人(日本に住んでいる人ならだれでもよい)を決めて、最後の住所の税務署に届け出ます。
  3. お金を受け取ったら、支給決定通知書を納税管理人に送ります。次の年の1月1日から、納税管理人が「退職所得の選択課税による還付のための申告書」を出します。
  4. 同じ年にほかの退職金がなければ、たいてい引かれた税金が全部戻ります(国税庁の例も全額)。

請求のしかた

  1. 「脱退一時金請求書」を使います(国民年金と厚生年金を1枚で。14の言語があります)。
  2. 日本年金機構に郵送するか、e-Govで電子申請します。転出日より後に届くなら、日本を出る前に送ってもかまいません。
  3. パスポートの写し、銀行口座の証明(ゆうちょ銀行は受け取れません)、基礎年金番号がわかる書類をつけます。
  4. 請求書が届いてから、およそ4か月でお金が振り込まれます。

国民年金の脱退一時金額(基準月が2026年4月〜2027年3月)

月数金額
6–1153,760円
12–17107,520円
18–23161,280円
24–29215,040円
30–35268,800円
36–41322,560円
42–47376,320円
48–53430,080円
54–59483,840円
60か月以上537,600円

厚生年金の支給率

月数支給率
6–110.5
12–171.1
18–231.6
24–292.2
30–352.7
36–413.3
42–473.8
48–534.4
54–594.9
60か月以上5.5

出典

最終確認: 2026-10-07. この計算は目安で、法律や税の助言ではありません。実際の金額は日本年金機構が決めます。